極胴調子が強烈な個性を放つ
ある性能を極める(マスターする)こと。マスターモデルの名を継承するにおいて、
磯竿における最重要命題である「粘り」を極限まで突き詰め、
普通とは全く異なる強烈な個性を持った竿を開発。
最大の特徴は超細身のブランクが生み出す柔軟な粘り。
がま磯シリーズで最も胴調子(極胴調子)に仕上がっています。
穂先と#2を少し強めに、#3~元竿までは超細身かつ柔軟に設定。
そのため低負荷時には張りがあり、胴調子のような感じはしませんが、
高負荷が掛かれば竿がムチのようにしなり、大物の強烈な突進を柔軟に受け止め、
ライン強度を最大限に活かしながらテクニカルなやりとりができます。
がま磯の歴史を継承しながら、最新の装備を搭載
竿は細身にすればするほどネジレに弱いという細身設計の弱点を、
PCS(パワークロスシステム)によるネジレの抑制で見事に克服。
強い負荷がかかった際でも竿がブレることなく魚の引きを受け止めながら美しくあしらうことを可能にしました。
また、胴調子の竿にありがちなダルい振り感も、「TORAYCA(R)T1100G」
カーボンを使用することで竿ダレが少なく、比較的操作しやすい竿に仕上がっています。
そして何より、「TORAYCA(R)T1100G」の最強の強度によって限界まで細身にすることが可能となり、
非常に粘り強い調子に仕上がりました。リールシートは全機種スクリューシートを採用。
リールをがっちりと固定できます。
手に触れるフード部分はゴム素材を採用し、滑りにくくしっかりと握れます。
こだわりはデザインにおいても
玉口は深みと存在感のあるメタリックレッド。
ネームロゴ周りの色はチヌの釣れる海を表現。
グリップ上部リング及びネームロゴ背面にチヌのシルエットをあしらうこだわりの仕様です。
極胴調子は4番~5番(元竿)まで曲げてやるつもりでやり取りすることをおススメします。
良く曲がりますが、胴に柔軟性があるので引っ張られたら引っ張りかえすくらい強気のやり取りが可能です。
フィールドテスターと共に鍛え上げた調子に最新装備を備え、新たなる歴史の幕開けです。
<MH>
1.1号クラスのパワーを搭載。胴まで曲がり込み、
やりとりを愉しみながらもロッドの復元力でグイグイ浮かせる底力を備えます。
大型狙いや藻の濃いポイントでのやりとりに対応します。
IMガイド
チタンフレーム・SiCリングを楕円および傾斜させることにより、
糸ガラミの減少・糸通りの良さを追究。TOPガイドもラインが巻き付きにくい構造になっています。
ノンスティック(#2〜元上)
竿表面に凹凸を施すことにより、ラインへのベタつきを抑え、操作性や飛距離を高めます。
リールシート
ラバー付きスクリューシートを採用。
ステンレスフード部はラバー焼付処理により、寒冷期の冷たさを排除、グリップ力がアップ。
ボディのラバーには適所に凹凸形状を施してあるので高いグリップ性能と撥水性を備えた設計。
替尻栓
使用用途によって使い分けが可能なバランサーウエイト尻栓を付属。
替尻栓:21.5g(写真手前) 標準尻栓:5.5g(写真奥)
化粧リング
グリップ上部の装飾リングにはマスターモデルならではのこだわりを盛り込んだシルエットをレーザーマーク加工。